とうとう
Yoko-Chin Band のライブ当日がやってきてしまいました。
長い長い一日が始まります。
2007/5/26 Sat. am11:00.
赤坂にある某食事屋さんで、メンバーみんなで決意の昼ご飯。
オイラは関東組+関西組の両方の練習に顔出してたんで全員知ってんですが、大半が今日が初顔合わせ(笑)
メンバー内なのに 「 初めまして、いつもメールでは・・・ 」 なんて言葉が飛び交う所もウチのバンドっぽいですな(笑)
2007/5/26 Sat. am12:00 ~ pm3:00.
赤坂の某スタジオで音だし開始。
これが最初で最後の通し練習という事もあり、みんな限られた時間で思い思いに音出し終了。
ささ、今日の舞台へ向かいますよ!!
2007/5/26 Sat. pm4:00.
本日の会場 「
赤坂Bフラット 」 へ。


さすが老舗の Jazzライブハウス、PA調整のために舞台にあがってちょろっとだけ吹いたり弾いたりするだけで、何とも言えない緊張感が走ります。
会場に入ってからは何かと準備が忙しくて、一枚も写真を撮ることが出来なかったんですが、写真に収めておきたかったモノがいくつかあったんですよ。
その中でも一番心残りだったのが グランドピアノの鍵盤。
普通は黒や白の塗料がピカピカでツヤツヤに塗り固められた鍵盤のため、表面はツルツルになってるんですが、Bフラットの鍵盤はマット仕上げになっていて、木目がはっきりと見えてとても綺麗なんですよ。
触った感じも指に吸い付く感じっていうか。
オイラ、この手の感触の鍵盤が大好きなんですよねぇ。
あぁ・・・マクロで撮りたかった (TロT)
2007/5/26 Sat. pm6:10.
とうとう開場。
コウノトリ の皆さんによるボサノバテイストのオリジナル曲からスタート。
優しい音色、心地よいリズムにココロが癒されます。
2007/5/26 Sat. pm7:00.
ささ、本番が始まりました!!
最終報告はまだですが、200名近いお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました!!!
今回のテーマ、音楽とダンスの融合による「
カオス 」を感じていただければこれ幸い。
歌に、踊りに、マエストロ達のココロ踊る演奏にと、異種格闘技戦のようなバラバラの曲目ばかりでしたが、それもまたカオス(笑)
次回のライブは
11月 に開催決定(笑)
今回をお楽しみ頂けた方々、また、今回は来れなかった方々、是非また
Yoko-Chin Band のライブイベントへ遊びに来てくださいね♪
お待ち申し上げております!!!
P.S. お花を届けてくださった Michikoさん、素敵なプレゼントをくださった
yumix さん、ブログがきっかけで遊びに来てくださった
grand-roue365 さん、当日開場に足を運んでいただいた皆様、本当に、本当にありがとうございました!!

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裏 話 集
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今回のライブでオイラは4曲出場したんですが、それぞれに色々とエピソードがあったので、ココからは、メンバーしかし知らない、またはメンバーも知らない裏話をば(笑)
【 裏話1 】
2日前の出来事により、負傷した左手中指。
とりあえず血豆が出来てしまうと痛みが続くなと思い、熱した細い針で爪の隙間から針を刺して中に溜まった血を押し出すという荒療治を決行。
実は針を刺した時の方が挟んだときより痛かったかも(笑)
荒療治のおかげ(?)でちょっとはましになりましたが、本番でも左手中指がうずいて鍵盤なんて弾いてる場合じゃなかったはずなんだけど、緊張の方が先に立っていたようで、痛いことを忘れてました(笑)
2つのことは考えられない脳みそらしい。
【 A列車で行こう! 】
実はこの曲、当日のリハーサル時にはNG出てました(笑)
それが本番にはなんとか成功!!
本番に強いメンバーだなぁ~と、弾いていながらオイラが一番関心してました。
みんな、ホントにすごいぞぉ~~!!!
【 Confirmation 】
ウチのブログでお馴染みの太鼓叩きさんこと
原田 俊太郎 さんと、
コウノトリの オマリー とオイラのトリオ曲。
普通では考えられないぐらい贅沢な共演者に、改めて感謝、感謝でございます。
昔から緊張したら全然弾けなくなってしまうという超チキンのオイラ。
案の定、曲が始まる前から心臓はバクバク、指が小刻みに震え始めました。
・・・自分でも情けないなぁ~と思うんですが、そんなのあの場所ではもうどうしようもないじゃん(笑)
で、曲は始まったんですが。。。
指が震えて、全然指が回らないでやんの。
せっかく弾きやすくて素敵なグランドピアノなのに、まともに音すら出してあげれなくて、途中でもう泣きそう。
テーマが終わり、オイラのアドリブになったんですが・・・途中で頭の中から全ての楽譜がぶっ飛んで、真っ白状態。
次のコードすらも分からなくなって、譜面を見てももうどこかが分からなくて。
適当にコードだけ弾いてごまかし・・・切れず、気がついたらオイラのアドリブ終了。
ズタボロ・・・(TロT)
ホント、緊張したら大した実力値でも無い上に、その実力値も出せないっていうチキンっぷりをなんとかせねばですわ。
普段の練習の方がよっぽど(っていっても大してかわんないけど)ちゃんと音がなるのにねぇ。。。
チキンになっても聴けるぐらいに実力値を上げるか、チキンにならないか、どちらかを身につけられるようにするのが今後の大きな課題。
あびるさん、よろしくどうぞ(笑)
【 枯葉 】
原田さん、オマリー、オイラ、そして A.Sax の
津上 研太 さんとのカルテット曲。
瓜連のアート祭の打ち上げ会場でオイラと出会ったのがきっかけで、津上さんをも引きずり込んでしまいました(笑)
本番15分前、急に津上さんが曲の構成を変えようと言い出した。
津上さん:keko37ちゃんのイントロ出し辞めてさ、俺ルバートで吹くから適当に合わせてよ。
keko37 :(゜ロ゜;)エェッ!? そんな、無理ですよ無理!!
津上さん:Jazz なんだからさ、そんな型にはまってちゃ面白くないじゃん。それで良いでしょ?原田さん
原田さん:あいよぉ~、OK。
keko37 :エッ、ちょっと待って、ルバートに合わせるって、オイラはどこから入ればいいの?
津上さん:だからテキトーに入ってきてよ。
keko37 :テキトーってどこぉぉぉぉ~~~~ (TロT)
津上さん:じゃ、曲変える? 別の曲やろっか?
keko37 :それは絶対無理!!!!
原田さん:ま、なんとかなるよ、俺等がいるから大丈夫だって(笑)
keko37 :オイラど素人だってばよぉ ← もう真っ白。
※テンポ・ルバート(tempo rubato)
テンポを自由に動かしながら演奏すること。
要は、吹いてる人の好き勝手(笑)
ルバートに合わせろだなんて、どうやんだ? やったことないんですけど?
そんなオイラの思いなんか気にも留めずに、津上さんはテーマを吹き始めた。
・・・もう、何もかもが真っ白。
オイラには昔から応用力も柔軟性もないのは知ってたけど、ホントないなぁ~と実感。
はぁ、またあびるさんにしっかり習わなきゃいけない項目増えちゃった(TロT)
【 イパネマの娘 】
原田さん、津上さん、オマリー、エリちゃん(Vo)、ともみちゃん(Fl)、おかずさん(Gt)、オイラのボーカル曲。
やっぱボサノバの雰囲気を出すための弾き方が分からないまま、本番になってしまった。
皆さんのおかげで素晴らしい仕上がりになってましたが、やっぱオイラは消化不良のまま。
この頃になってやっと緊張から解きほぐされ、指が回るようになった。
でも、もう指を回すような曲じゃないんだよね、はははは。
今頃かよ、遅いよ自分!!!
ホント情けないなぁ~ (^_^;)
あぁ~。
課題だけが山盛り。
どうやってこの山切り崩していこうかなぁ~?
登る山が高いほど燃えるのだ!!
でも、くじけるのは早いんだけどね。えへ。
明日からまたガンバろ♪