2009/5/9 Sat. AM
前回の作成段階(参考:
2009/3/10 +
2009/4/25 )ではもうバッチリ!! って感じに仕上がっていたと思ってたんですが・・・。
よぉ~~~く、よぉ~~~く見てみると、 ハァ!!!! 翡翠にヒビが入ってる!!!
★1転び目
爪を倒して石を留める過程で、石は叩かなかったんだけど、爪の倒れる角度がきつすぎたみたいで、石が圧迫される力に耐えきれず、思いっきりヒビがピキィィィ~~~~って・・・。
アァ(TロT)
マーキースのカボションだから両端からの力には弱い形だから仕方ないっちゃぁしかたないけど、4つとまった最後にヒビだなんて。
仕方なく、もう一度爪を起こしてひび割れた石を取り除き、予備の最後の1石を使って留め直し。
※Photo: NTT Docomo P905i
慎重に、慎重に、慎重に・・・ あぁぁぁ~~~~~!!!!!
またもや同じ所が圧迫に耐えれずヒビがぁぁ~~~~~!!!!
★2転び目
ピンキーリング(小指用)ということもあり、曲面のRがきつすぎて、石が割れやすいんですよ。
どうしよう、最後の1石もヒビいっちゃった・・・(TロT)
こんな形状の翡翠ってあんまりないし、こんなに緑が綺麗な石はそんな簡単に売ってないし・・・替わりの石を買いたくても手に入らない。
どうする??
こうなったら、翡翠を全部外してルビーだけにしてやろう。
ってことで、ひび割れた石はそのままタガネで砕き割り、その他の石は爪を削って取り外してみました。
石の両端を留めていた爪をころんとまん丸くなるようにタガネで丸めながら倒し、キラキラ光るように磨き上げます。
なんだ、これも可愛いじゃない♪ と石を割って凹んでたテンションが戻りかけたその時、ピキ~~~ン!!
・・・あぁぁ、爪折れちゃった (TロT)
ショックすぎて写真すら撮れるココロがなく、ココロ折れまくり(笑)
★3転び目
先程石が割れた箇所の爪は、他の爪よりも何回も立てたり倒したりを繰り返していたせいで弱ってたんですね、たぶん。
ちょっとオートマチックハンマーで叩いた時に、爪は折れて飛んでいってしまいました。
さすがに、1箇所だけ爪を丸めた玉飾りがないのもおかしい。
・・・爪も全部削らなきゃかぁ、とほほほ。
今日はホントについてないというか、集中力が全然足りないというか・・・、情けないですよ、なんか。
と言うわけで、結局せっかく上手く丸められた爪も含めて、全部削ってしまいました。
石がなくなり、爪もなくなってなんの変化もないと、石が被さるはずの所が穴があまりにも開きすぎて、かなり不格好。
なんか良いアイデアないかなぁ・・・。
あぁ!!! そうだ、先端にパヴェ(ダイヤモンド)が仕込まれた
パヴェトロンをオートマチックハンマーに取り付け、これで石座部分を叩き込んで、チラチラした光に変えれば、石はないけど柄というか変化を表面に付けれるかも。
もうこれで転ぶのは終わりにしてくれよぉ~~。
最後の集中力を振り絞り、表面加工をすすめること数十分。
なんとか完成となりました。
※Photo: EOS Kiss x3 標準レンズ
こんなにゴール直前でずっころび、しかも1度ではなく3度も転ぶだなんてね。
はじめのイメージとはだいぶ異なってしまいましたが、仕上がってみたらこれはこれでシンプルになって可愛いかも?
これもありと信じよう(笑)
ボリューミーなピンキーは主張しがちだけど、同系色の時計やルチルクオーツのブレスと合わせてあげれば、オトナカワイイ感じに収まってくれるかな?
※Photo: EOS Kiss x3 標準レンズ
創作は人生と同じで、思い通りに行くことも行かないこともてんこ盛り!
紆余曲折、七転八倒、でも、あきらめなければ
どこかには到着するってことで。
大好きな皆さんから頂いた品々を寄せ集めて、心願成就お守りとして作りはじめたリングは、不屈の精神を支える七転び八起きリングとなりました(笑)
人生楽しまなきゃね!!