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金とコインと。
2008/1/12 Sat. am11:30.
1時間半遅れでジュエリースクールに到着。
目が覚めたら家を出る時間だったのには焦った(笑)

d0042851_2101378.jpg到着したと思ったら、いきなりキャスト。
前回埋没しておいたダイヤモンド型のペンダントトップの鋳造です。
今回は贅沢に [ K18 ] を使います。
今年一発目だし、自分用だし、惜しみなく使ちゃうぜいぃ(笑)

K18 を溶かし、一気に鋳造完了。
冷ましてから水につけ、埋没剤を溶かしたら・・・まっ黒になったダイヤモンドの骨組みが出現!!
おぉ~~~、角までちゃんと金が入ってる入ってる♪

銀の時には硫酸で酸化させるけど、金の時には塩酸で酸化させます。
塩酸ポットにドボンとつけ込み、待つこと数十分。
ダイヤモンドの骨組みは、まっ黒から黄金色に大変身♪
やっぱいいよね、K18♪

d0042851_212096.jpgバレルにかけて荒削りし、ヤスリで隙間や角を削りだします。
銀の場合は削ったときに出る銀粉は捨てちゃうんだけど、金の時にはそんなことしません。
削ったときに出た金粉は、拾い集めてまた溶かし、金塊にして使い回すんです。
最近ホントに金が高いからさ。
もう一桁金の値段さがらないかなぁ・・・。(^_^;)

なんとか形になり、今度は一部を切って中に石を入れようかと思ったんですが、接合するための金ロウ(金をロウ付けするためのK14ロウ)がなかったので、来週に作業を先延ばしすることに。
金ロウ仕入れに行かなきゃだわ。。。

2008/1/12 Sat. pm4:00
作業時間終了まで後一時間、残り時間はご依頼の品を作ることに。

d0042851_2131328.jpgご依頼主がお持ちだったイギリス [ マン島 ] の1ポンドコインを、ペンダントにして欲しいとのリクエスト。
片面はエリザベス女王、もう片側がトリスキール(足が3本卍型に組まれたデザイン)。
よく見てみると、トリスキールの足の間にベルが付け加えられてるんですよ。
これってすごいコインなんですかね?
イギリスには行ったことないし、学のないオイラにはその希少価値が全く分からないのですが、細かい傷がいっぱい入っててかなり色んな人の手を渡り歩いて依頼主の手元まで海を越えてきたんだろうなぁ~って事だけは分かりました。

ご依頼主が希望されるデザインってのがこれまたなかなかの難題。
紙に書くのは簡単なんだけど、それを技術的に実現するのはかなり難しいのです。
コインには火を当てれないし。(溶けちゃうからね。)
ご希望の槌目(タガネと木槌で叩いて入れる柄)は入れれないし。(一周ぐるっとまくデザインなので、槌目を入れると金属が延びて歪み、コインが止まらないのだ。)
コインの厚み以上にはしたくないらしいし。(石留めののりしろは 0.5mm 以内?)
取りかかる前からうぅぅ~~~んと考え込んでしまい、オイラフリーズ(笑)
先生と技術的な実現方法を相談し、何となく解決策が見えてきたので早速取りかかることに。

ガラス板にもコインにも剥離剤を塗布して乾かし、準備完了。
溶けたワックスを一気にコインの回りに流しかけ、枠の太さ分が出るまで何度か繰り返して土台作成。
後は削って形状を作っていきます。
ゴリゴリ削っていたら何となく太い枠の形が見え始めた所で時間終了。

d0042851_214559.jpgd0042851_2142366.jpg
はうぅ、終わったぁ。(TロT)
どうやって最終形体までもっていくか、もうちょっと考えよっと。

ホントこういうのを考えてる時が一番楽しいんだよねぇ♪
ま、頭の中とオイラの技術が伴うかは別の話だけど・・・ (^_^;)
by keko37 | 2008-01-12 00:37 | Works