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年内最後のジュエリースクール&Jazz Piano
2006/12/16 Sat. am10:00.
今日は朝から通しでジュエリースクールである。

先週、枝リングを石膏で型取りた所で終わったので、今日は鋳造から。
とは言え、石膏を高温で加熱したりする前準備の時間があるため、キャストの準備をしている間に、次の課題に取り組むことになった。

ココだけの話。
実はオイラ、1年間を目処に組まれているスクールの課題を、期間中に課題に関係ないモノまで作ったにも関わらず、8ヶ月で終了してしまいました(笑)
ってことで、基礎コースの中でも基本中の基本はこれで終了。
ココからは、柔らかいロストワックスではなく、ハードワックスを使った技術を学びます。

ロストワックスとは、今までご紹介してきた溶かしたワックス(ロウ)を盛って形作る技法。
これに対し、ハードワックスとは、既にある固形のワックスから形を切り出して作る技法。
要は、足し算方向の世界から、引き算方向の世界に足を踏み入れるって訳。


今回の課題は、「指定されたモノと全く同じ寸法で仕上げる」というモノ。
今まではイメージだけ伝えられ、それを自分のイメージで好き勝手作ってきましたが、業界の仕事をするとなるとそうはいかない。
全く同じモノをいくつも作れてこそ、技術屋としてのプロになれるというものです。
ま、別にオイラが業界の仕事をするって意味ではありませんが、模写(?模倣?)から始まるのは、どの業界も同じって訳です。
シンプルな平打ち型リング。
 [ 厚み ]  上部:3mm、左右:2mm、下部:1mm。
 [ 幅 ]   上部8mm、下部6mm。
 [ サイズ ]  12号
 ・角はカーブさせるのではなく、直角に落とす。
ミリ単位の数値を守るように、きっちりと寸法を計りながらハードワックスに絵を描き、必要なサイズ分だけを切り出します。
今まではスパチュラでペタペタと作業してましたが、ハードワックスになると急に大工さん大変身!

d0042851_1053417.jpgまず、一番最初に切り出すときには大きなノコギリを使用。
細かい切り出しは、糸鋸やヤスリを活用し、指定サイズに調整。
原型になる形が切り出せたら、まずは12号のサイズになるように、穴を大きくします。

ココでいきなり大失敗(笑)
後ろの先輩や先生と話しながらクリクリと穴を広げていたら、知らない間に12号を越えてしまいました!!
しかも、ちょっと斜めに穴あいてやんの・・・ 
(TロT)
あ、スタートから大失敗・・・。

オイラのお間抜けな失敗に、先生苦笑。
始まって30分も立たないうちに、課題内容が [ サイズ ] 13号 に変更されました(笑)
ダメ子ちゃんって呼んでください・・・ (/ロ\) びえぇ~ん。

気を取り直して作業再会。
次はリングの周囲を直角を保ちながらカーブさせていく作業に。
そして、直角が出ているかを計測するのに役立つのが「スコヤ」。
※L字型の直角測定器。

スコヤをコーナーにあてながら、いかにに直角に、そして希望する値に近づけるかを考えながらヤスリます。
オイラのヤスリのかけ方が悪いらしく、なかなか直角にならない。
ハードワックスに悪戦苦闘していたら、キャストができあがったと声を掛けられた。
ってことで、ココでハードワックスの課題は一端終了。


d0042851_10678.jpgあわててシルバーを必要グラム数だけ購入。
高温のガスバーナーでシルバーを熱し、遠心力で一気に流し込めばキャスト完成!!
真っ赤に解けたシルバーが黒色に冷えたのを見計らって、一気にキャストを水の中へドボン!!
一瞬にして水が沸騰する様は、いつ見ても面白い。
真っ黒クロスケになったリングを取りだし、石膏をキレイに洗い流してから硫酸の入ったポットへぽいっ。

数分後にはキレイに酸化膜の付いた真っ白いリングに大変身しました。
コイツをバレルに突っ込んで、お昼休み中にグリングリン回して、簡易研磨をさせておけばコレでやっとこさ工程の半分が終了。
さ、午後は大研磨大会だ。

d0042851_1062427.jpg2006/12/16 Sat. pm2:00。
昼休みが明け、作業再開。

バレルで磨かれてピカピカに光り輝いている枝リング。
まず最初にするのは、石合わせ。
ワックス時にちょっと大きめに穴を切っておいても、鋳造すると全体的にちょっとサイズが小さくなる。
そこで、石がジャストではまるように、石台の周囲を削って微調整するんだけど、コイツに今回悪戦苦闘。
普通のデザインより、枝になっている分、その収縮率がバラバラで調整が思っているよりも難しいのだ。
それに、枝が細いから削り過ぎると折れそうだし・・・。
いつもならそんな時間が掛からない作業なのに、やっとこさ石が落ち着いた頃には1時間が経過していた。

石が落ち着いたら、まず最初はリングの裏側研磨して完成させるんですが、今回は新たにセラミック製のヤスリ(ルーターに着けるヘッド)を購入。
こんな小さいにのに、#120、#320、#500、#1000 の4種類だけで1500円以上。
こう言うのを買いそろえていくのは、ホント機材代が掛かりますね。
ま、ボーナス出た後だからかろうじて生きていけるけど(笑)

#1000 まで磨き上げたら、最後につや出しを使ってバフがけして完成。
裏側に SILVER の刻印を打つんですが・・・あれ、弱かった(笑)
うっすら SILVER って見えます、はははは(^_^;)

次は表側。
まず、枝の先端部部で石を押さえる台座周辺をヤスってくぼませます。
こうしておくと、枝を倒して石留めしたときに、キレイに仕上がるんだって、へぇ~~~。

先程と同様、セラミック製ヤスリで磨いていくんですが、このままピカピカに仕上げてもいいんだけど #120、#320、#500 でストップ。
枝の立体感がより楽しめるように、ココから初の「 いぶし銀 」加工にチャレンジすることに。


d0042851_1072675.jpg複雑な作業かと思いきや、いたってシンプル。
硫黄の原液をコップに1cm程入れ、それにお湯を足して溶液完成。
硫黄って、ホントに褐色なのね。
そういえば、昔何も知らない頃に、リング付けたまま温泉入ってえらいことになったのをココで再現するって訳ね。

溶液にリングをドボンと投げ込んで、30秒もすれば、真っ黒クロスケになったいぶし銀のできあがり。
せっかく磨いたのに、また真っ黒クロスケ・・・、なんか複雑。


d0042851_1074268.jpgつや出しを付けながらバフがけすると、硫黄が取れてピカピカのシルバーが顔を出します。
要は、磨き残した所に黒い硫黄が残るって訳。
どれぐらい残しながら磨くのかは、オイラの好みに掛かっているって事ですな。
それにしても、ちょっといぶしただけで、一気に枝に立体感が出てくるのが面白いですなぁ。

ヒートフォームをお湯で温め、リングの周囲にぐるっと巻き込んだ所で本日終了。
ホントは石留めして持って帰りたかったのになぁ・・・残念。
このリングの完成は、また来年って事で。


2006/12/16 Sat. pm6:00.
西麻布のスタジオへ移動し、Jazz Piano のレッスン開始。
ってか、先生今日はオットコマエなカッコ(ダークグレーのスーツ、黒いシャツ、黒の革靴)じゃないですか!!
先生曰く「ジェームスボンド」らしい(笑)

ま、そんなコネタはさておき、レッスン開始・・・ですが、内容はいつもの通りズタボロなんで省略(笑)

d0042851_1032684.jpgレッスン修了後、今日はこの後もあびる先生とご一緒。
六本木の Cool Train って Jazz Bar で pm7:30 からライブがあるというので、今日はそのまま友達連れて遊びに行きました。
連れて行ったお二人は音楽好きなものの、機会がなくて Jazz ライブに来たのは今日が初めてだったらしい。

普通はそういうものなんですかね?
じゃ、お二人に素敵な機会を提供できたって事で、今日は1日1善達成!
うほ \(o ̄∇ ̄o)/

今日のバンドは「 ODT 」という名前で結成されたトリオ構成。
※生徒だからこそ知る真実: [ ODT ] Over Drinking Trio (飲んだくれ集団)の略(笑)
ODT
 ピアノ: あびる 竜太 
 ドラム: 原田 俊太郎 
 ベース: 斉藤 草平  
なんでも、このトリオで来年年明けにCDが出るそうです。
CDのジャケット写真の構成とかを色々と話聞いてたんですが、えれ~カッコイイ仕上がりになりそう。
もちろん、カッコイイ曲が目白押し!!
リリースされた際には是非一家に一枚、お試しアレ。

ある意味、ステージとは違うおもしろおかしい顔をたくさん知ってるオイラとしては、ライブが面白くて面白くて仕方ないのですよ。
サトチャンに跨って満面の笑みを浮かべた飲んだくれが同一人物とは思えないぐらい、ロマンティックで甘いメロディーをたっぷり聴かしてくれるんですもの(笑)
これぞプロ(笑)

クリスマスシーズンって事もあり、クリスマスに関連した曲がいくつかありましたが、どれもこれまたカッコイイアレンジで。
カッコイイ、それしか言葉を持ち合わせていない自分の低脳っぷりが悔しいですが、カッコヨカッタです。


ジェームスボンドを意識したお三方のカッコイイライブ写真は、いつの日か彼等のサイトでUpされる事でしょう。
是非とも、音を聴きに行ってみて下さい。
カッコイイこと請け合いですから。
by keko37 | 2006-12-16 23:37 | Works