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ダメ人間のなれの果て。
縫製工場が実家という特殊環境下で育ったオイラ。
小さい頃に与えられたおもちゃは、ボタンを数珠状につないだヘビ、巨大風呂敷で作ったマント、そして、大量の糸見本だった。

ミシンが踏めて当たり前、アイロンが使えて当たり前という環境下、子供なりに頑張ってミシンを踏んだりアイロンをかけたりするんだけど、それは褒められるわけではなく、つねに怒られる結果で終わる。

親や周りの従業員さん達からしたら、少しでも上手になって欲しいという 『 商品 』 という判断基準へ近づけるためのアドバイスだったんだろうが、小さな頃の私には何をやってもダメ出しされて、何をやっても合格基準に達することができない裁縫は、本当に楽しくなかったし、大嫌いな事だった。
ま、同級生と比べたら話しは別だったのかも知れないが、周りにいるプロ中のプロと比べられたら、針の持ち方、ミシンを踏むときの姿勢、縫い糸の色あわせのセンス、全てがダメダメダメダメの連発だったのだ。

その中で、唯一怒られなかったのが 『 刺繍 』。
上手だったから怒られなかった訳ではなく、単純にミシン縫いを専門とする皆からしたら刺繍は範疇外だったため、何も言われなかっただけなのだ。
でも、何かを作って 『 怒られない 』 ということは、小学生の私にはとても大きかった。

小学3年生の夏休み。
工場の片隅に座り込み、従業員さん達にまじって黙々と刺繍をして遊ぶようになった。
誰にも怒られず、結果誰にも教わらずに、黙々と刺繍をし続けたことを昨日のことのように覚えている。

深夜ラジオを聞いてたら、ふと刺繍がしたくなった。
裁縫は嫌いだと言いながらも、ちゃんと名前が刻印された糸切りばさみ、裁ちばさみ、針山、各種縫い針、まつり糸、縫い糸、刺繍糸・・・普通の人が持っている以上の裁縫道具は自分用として揃っている。
誕生日のお祝いに名前の入った糸切りばさみをもらうなんて、普通の家庭ではありえないんだろうね(笑)

緑、黄緑、黄色、黒、肌色、紫、ショッキングピンク しか刺繍糸が入ってない。
なんてアンバランスな。。。
・・・この色で出来るのって。 HARU!!

テキトーに下絵を描き、なみなみと注いだサングリアをグビグビと飲みながら、刺繍開始。
どうやるんだったっけ?
あ、これ、針細い・・・ 3本取りじゃないと入らないかなぁ~?
ステッチ色々やるのめんどくさいから、テキトーに埋めてくかぁ~♪
あ、サングリアおかわり、おかわり、、、。

深夜3時、酔っ払いの手のふらふら具合が良く分かる作品ができあがった(笑)
もっと回数重ねて、なんか可愛いワンポイントにした方がいいなぁ。
夏のポロシャツの腕とかにちょこっとあると可愛いかも?
あ、カエルの刺繍にすればよかったかも?

誰か可愛い下絵かいてくれないかなぁ・・・。
ちゃんと刺繍本でも買って、正しいやりかた学ばなきゃだね。
こんなレベルじゃ、売り物にはできんな(笑)

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by keko37 | 2012-04-22 15:53 | Works